人見知り3歳児が保育園を転園した結果。慣らし保育は必要?

【PR】記事内に商品プロモーションを含む場合があります

長男は3歳の時に保育園を転園しました。

長男は繊細で人見知りもするので、親としても心配な気持ちが強く、

実際に本人も慣れるまでストレスを抱えている様子でした。

みまそら

半年経った現在は、毎朝ケロっとした顔で保育園に通えるようにまでなりました。

そこで今回は転園の理由や、子どもが慣れていく様子、慣らし保育が必要かどうか、

心がけたことなどを記録も兼ねて、ご紹介していきます。

同じように転園を考えているママやパパに、

少しでも参考になりますように。

目次

転園の理由

保活激戦区に住んでいるため、

長男は0歳から保育園に通っています。

当時は認可保育園には入れず認可外保育園だったのですが、

先生方も優しく、細かい規則もなくゆるい雰囲気で、

私と長男には合っていたように思います。

では何故 転園したのかというと、
認可外保育園ゆえに、お友達がどんどん認可保育園に移ってしまうんですよね。

年度が上がるごとに、クラスのお友だちがどんどん減っていってしまうこと、

年長さんクラスでは2~3人しか同じ学年の子がいないことがずっと気がかりでした。

慣れるのに時間がかかる子なので、転園するなら早い方が良いと思い、
3歳での転園を決意しました。

転園の流れ

夫と転園する話を決めた後は着々と行動していきました。

近所の保育園の見学

それまで通っていた保育園が少し距離があり、送迎に苦労していたので
通えそうな範囲の保育園をいくつか見学しました。
子どもたちが気軽に先生に話しかけていたり、
表情が明るい保育園
は1つの安心材料としてみていました。

書類の準備

転園するにはまた保育園入園の申し込みの時に揃えた書類と同様のものを
一通り揃える必要があります。(自治体にもよります)
保育園に書いてもらう書類もある可能性があるので、
自身の住んでいる管轄のHPを確認しましょう。

入園が決まったら保育園に伝える

引っ越しで転園する場合は早めに伝えられると思うのですが、
同じ地域内で転園する場合は入園の結果が分かってから伝えても大丈夫です。
長男にも 転園の1ヶ月前くらいには伝えていたと思います。
(この子の場合、あまり早くに伝えると毎日不安を抱えてしまうため)

新しい保育園の入園書類準備と慣らし保育

書類地獄ですが、もうひと踏ん張り。
通っていた保育園と新しい保育園で通園に必要なものも変わってくると思います。
慣らし保育については後述します。



慣らし保育はした?必要?

長男は繊細で人見知りする子なので慣らし保育はしっかり行った方がいいと思い、
2週間の期間を設けました。

慣らし保育とは

短い時間から保育園に預けて、少しずつ預け時間を延ばして子どもが環境に慣れやすくする仕組み。

息子が通う保育園では、

最初は2時間から始まり、お昼前まで、午後3時くらいまで、

最終日に通常保育通りの時間帯…という感じで段階を踏んでいきました。

私は現在、自営業の旦那さんのお店を手伝っているため、

慣らし保育のために少しお休みをもらったり、時短勤務も可能でしたが、

会社に勤めていると難しいこともありますよね。

私も育休明けの2年は普通の会社で働いていたので

子どもが病気で休む時の心苦しさ、

時短勤務であることの周囲への申し訳なさ、

心無い言葉で涙した日など

色々と経験しました。

環境次第ですが、もし少し融通が利くのでしたら、

是非 慣らし保育期間は設けてあげて下さい。

1週間は難しくても
2日~3日くらいならば旦那さんと協力すれば時間を作ってあげられる家庭もあると思います。

子どもにとって環境の変化というのは大人が思っているよりも大きいもの。

私は今回改めてそれを強く感じました。

コロナ禍の転園

4月から慣らし保育が始まり、予想通り最初は泣いていました。

10日目くらいからようやく泣かずに行ける日が出てきて、
少し安心していた矢先のことです。

新型コロナウイルスが日本でも流行し始め、
自宅保育を余儀なくされてしまいました。

結果、3ヶ月ほど保育園に通えなくなってしまったのです。

みまそら

10日間の慣らし保育が無駄に…

7月から登園再開し、5日間程の慣らし保育期間を再び設けました。

また号泣からの再スタート。

保育園へ行く道のりでは抱っこじゃないと行けない、

先生への引き渡しでは大号泣。

お迎えに行くと普通にしてはいるのですが、

「誰とも遊んでない」「保育園楽しくない」という

息子からの切なすぎる報告の数々。

そして保育園に通い始めて数日経った日から

朝「お腹痛い」と言うようになりました。

何件か病院に連れて行きましたが、

特に異常はなく、整腸剤を処方されるのみ。

環境の変化による精神的なものが原因なのだと思い、

気長に付き合うことにしました。

時には休み、時には遅れて行き、
少しだけ休んだら行こう、と励ました日もありました。

もちろん本当に病変があるのならば様子を見ている場合ではないのですが、

・どこの病院でも異常は見られなかった

・保育園がお休みの日は全く痛がらない

・やむを得なく保育園をお休みにすると、元気になる

と、普段の様子を見ると明らかな異常を感じることはありませんでした。

そして実は私自身も、学校行くとお腹痛くなることがしばしばあったんです。

精神的なものからの腹痛はありえる、と自身の体験から感じていたため、

息子に対して「大げさ」とか「ただの気持ちの問題だよ」

という事は一切言いませんでした。

心がけていたこと

保育園に慣れるまではとにかく子どもの気持ちに寄り添う事をひたすら心掛けていました。

子どもの気持ちに共感する声かけ

たとえば、

保育園に行く前、「ほいくえんこわいよぉ」と言いながら泣く時は、

「そうだよね、怖いよね。でも頑張って保育園に行ってえらいね」

と、怖い気持ちに共感するような声かけをする。

親としては安心させたくて「大丈夫だよ」と言いたくなりますが、
子どもからしたら「大丈夫じゃないのに!何で分かってくれないの!」と
感じてしまうこともあるようです

みまそら

私もつい言ってしまい、子どもに「大丈夫じゃない!」と怒られました…

保育園に行く楽しさを伝える

保育園が少しでも楽しくなるように、子どもが喜びそうなことを

毎朝伝えていました。

例えばうちの子は食べることが好きなので、

「今日の給食は美味しそうだねー」

「今日の献立は息子くんの好きな果物が出てくるよ!」とか、

外遊びが好きな子だったら、

「いいお天気だから公園に行くんじゃない?楽しそうだね」

など、ポジティブな情報はどんどん伝えるようにしていました。

子どもの話に耳を傾ける

子どもがいつものように『保育園やだ、こわい』と言うので、

何がこわいの?と聞いてみました。

すると『〇〇先生がこわい』と言うのです。

そこでさらに「〇〇先生の何がこわいの?いっぱい怒る先生なの?」と聞いたところ、

『怒ったりはしないんだけどー、目がこわいの。目がちっちゃくてこわい』…と。

それはごめん

どうしようも出来ないし、失礼すぎて言えない!!

(〇〇先生ごめんなさい…

…と、まあ結局 我が家の場合は深刻な理由はなかったのですが、

子どもなりに何か嫌な理由があるのかも知れません。

それがもし解決できないような理由だとしても、人に話すことで落ち着くというのは

大人でも経験あると思います。

上手く言葉に言い表せない子どもだからこそ、

親がしっかりと聞いてあげることが大切なのかな、と思いました。

ここまでのまとめ
・出来れば慣らし保育をした方がベスト
・声掛けは子どもの気持ちに共感しましょう
子どもにとっては「大丈夫」じゃないのです
・保育園に行くメリットを子どもに伝え続ける
・なかなか保育園に慣れる様子がなくても焦らない

半年経った様子

保育園に通い始めて半年ほど経った頃には、

ようやく自分の足で歩いて保育園に通えるようになりました。

教室に入る時も泣きません!

家に帰ってきて不機嫌で荒れていることも減りました。

遊べる友だちが出来たことが大きいと思います。

先生方のフォローもたくさんあったことでしょう。

本当に感謝しかありません。

そして何より、不安や寂しさと戦いながら頑張って保育園に通い続けた長男の成果だと思っています。

ちなみに、前の保育園のお友達に会いたいとかは一切言いません。

息子よ……。

結論:うちの場合は転園してよかった

3歳で転園した人見知り息子の記録でした。

慣れるまでに半年かかりましたし、

毎朝 腹痛を訴えたり、給食中に寂しくて泣いてしまうという事もありました。

それでも優しい先生方や仲良くしてくれるお友だちが出来たおかげで

今は楽しそうにしています。

以前の保育園よりも子どもの人数が多いので

色んな子と接する機会が増えること

仲良しのお友だちが増えること

が今の保育園に移ったメリットかな、と思います。

子どもが保育園に慣れるまでは親も辛いかも知れませんが、

踏ん張り時です。

どれだけ時間がかかっても泣かずに登園できる日はくると思うので、

ゆっくりと見守っていきましょう。

余談

2023年現在、長男はもう小学1年生。
転園後、とくにトラブルもなく過ごし、仲良しのお友だちがたくさんできました。
小学生になった今でも同じ小学校に通う子とは毎朝 一緒に登校したり、
違う学校に通うことになった友達とも 習いごとで一緒に会ったり、
休みの日に遊んだりしています。

そして長男が転園先の認可保育園にはいったことで、
兄弟ポイントがついて下2人も同じ保育園に入園しやすくなりました。

環境に恵まれたおかげで、転園してよかったと心から思います。
こういった例もあるということで、少しでも参考になれば幸いです。

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次